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治療費が全額自己負担となるインプラントでは、治療より費用の心配をされる方も多いかもしれません。そういう方にぜひ知ってもらいたいサービスがデンタルローンです。デンタルローンを利用すれば、少ない負担で診療を受けられるようになります。詳しく説明しますので参考にしてください。
デンタルローンとは、歯科治療専用のローンサービスです。住宅ローンのように、代金の支払いをローン会社が立て替えた後、利用者は分割で返済していきます。これにより、高額な治療費を一括で支払えない方でも、分割による返済で自由診療が受けられるようになるのです。
デンタルローンには下記のようなメリット・デメリットがあります。
デンタルローンは、毎月少しずつの分割による代金支払いが特徴です。高額な治療費を全額一括で払う必要がないため、お金が貯まるまで治療を待つ必要がありません。任意のタイミングで治療を受けることができます。
デンタルローンは、カードローンなどと比較して金利が低く設定されていることも特徴です。年金利5%前後(※2023年4月調査時点)で済むため、十分に長期返済が可能であり、かつ少ない負担で支払いを行うことができます。医療費控除が受けられるのもメリットです。
※参照元:三井住友カード公式HP/LOAN NOTE(https://www.smbc-card.com/nyukai/loan/magazine/knowledge/dental_loan.jsp)
デンタルローンの利用により費用負担の問題がクリアされれば、治療方法に関して費用面から妥協する必要がなくなり、本人が納得する治療が受けられるようになります。
他のローンと同様に、デンタルローンにも審査があります。審査に通れば利用できますが、落ち場合にはローンは利用できません。審査では本人の属性や信用情報などがチェックされます。
デンタルローンは、すべての歯科医院で申し込めるわけではありません。ローン会社と提携している歯科医院でのみ利用することができます。あらかじめ、デジタルローンが利用可能な歯科医院を検索しておく必要があるでしょう。
デンタルローンは下記のような方におすすめです。
ローンの申し込みは面倒というイメージもありますが、最近はオンラインでの申し込みが可能なため、従来より簡単かつスムーズに行うことができます。
デンタルローンを利用する場合は、治療を申し込む前にローン会社の事前審査を受けておくことをおすすめします。事前審査とは、正式にローンを申し込む前に、自分がローンを利用できるか確認するための手続きです。事前審査をしておけば手続きがスムーズになり、事前に結果を把握しておくことで安心感も得られます。
デンタルローンの申込手続きはローン会社だけでなく、デンタルローンを導入している提携歯科医院でも行うことができます。申し込みの流れはローン会社のHPで行う場合と大体同じです。窓口でローンを申し込みたい旨を伝え、用紙に必要項目を記入し、審査を受け、結果が通知され、契約書を取り交わして契約成立、という運びになります。
長谷川歯科医院
※治療費は歯1本あたりの金額です
TEL:0798-67-8660
ヒロデンタルクリニック
※治療費は歯1本あたりの金額です
TEL:0798-65-8888
むらまつ歯科
※治療費は歯1本あたりの金額です
TEL:0798-38-4443
■インプラント治療とは:歯周病等が原因で歯を失った場合に行われ、あご骨にインプラント体を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法のことです。インプラントの治療法は様々な種類があり、当サイトで紹介している治療法はあくまでも一例になります。口腔の状況によって治療方法も大きく変わるため、治療前に必ず担当医師にご相談をお願いします。
■費用相場と治療期間:インプラントは基本的には自由診療です。費用相場は「精密検査・受診料金」が約15,000~50,000円。「インプラント外科手術費用」が約100,000~385,000円。「人工歯の費用」約100,000~150,000円です。また、インプラントの一般的な治療期間は、骨量が十分にある場合は約3~6ヵ月。骨量が少ない場合は、骨造成を手術前に行う必要があるため、さらに3~9カ月ほど必要になります。
1人ひとりの症状や、クリニックの方針などにより、費用や期間は異なります。詳細は各クリニックに直接お問い合わせください。
■副作用・リスク:インプラント治療のリスクは、金属アレルギーの恐れおよび合併症があります。合併症はインプラント周囲炎、上部構造のトラブル、上顎洞炎(副鼻腔炎)、神経麻痺(下歯槽神経麻痺など)、インプラントの上顎洞内迷入などで、特に感染が問題になっています。不安な点については各クリニックに直接ご相談ください。
■未承認医療機器について:インプラント治療で使用されるインプラント器具の中には、厚生労働省未承認の器具を用いる場合があります。入手経路、国内承認医薬品の有無、安全性に関する情報などは、治療に使用する器具やインプラント、それぞれのクリニックによってによって異なりますので、詳細は医師に直接ご確認をお願いします。