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インプラントで使用している器具
インプラント治療で使っている器具
インプラント治療では、治療がスムーズに進むように、そして治療を受ける患者さんに負担をかけないようにするためにさまざまな器具を使用する場合があります。
こちらではインプラント治療で用いられている機材を紹介していきます。
歯科用CT
歯科クリニック用に開発されたCT装置です。患者さんの歯の状態が3Dの立体的な形で確認できます。
以前まではレントゲンを使用していましたが、レントゲンでは2Dの平面的な情報しか確認ができなかったため、歯の状態を細部まで確認することができないことがありました。その状態を解決してくれているのが歯科用CTなのです。
歯科用CTでは、レントゲンでは見えにくかった骨の状態が見えるようになります。歯の状態や厚みなどはもちろんのこと、歯の神経や虫歯の進行状態なども確認可能です。
撮影時間は約10秒と短く、レントゲンに比べて放射線量も少なく済むこともあり、患者さんの体にもほとんど影響を与えることはありません。
インプラント治療時のチェックだけでなく、根管治療や矯正治療などにも幅広く活用されています。
インプランター
インプラント体を埋め込む穴をあける際のドリル回転数を制御するための機器です。患者さんの顎の骨の的確な場所に穴をあけられるようになります。
インプラント治療は、インプラント体を埋め込む必要がありますが、埋め込む際のコントロールが難しいため、そのブレを制御することで、できるだけ正確な場所に穴があけられるようにするための機器がインプランターなのです。
ペリオテスト
歯のぐらつきを度数で表してくれる装置です。ハンドピースから一定の速度で発信される振動が歯にぶつかって反発する早さと時間を測定することで、歯のぐらつきを数値化してくれます。
数値は-8～50まで測定できるものなどさまざまで、インプラント治療を受けた場合の数値は0以下が望ましい数値です。
インプラント治療は歯を埋め込む治療のため、このような装置を使ってぐらつきがないかを確認しているクリニックもあります。
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■インプラント治療とは：歯周病等が原因で歯を失った場合に行われ、あご骨にインプラント体を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法のことです。インプラントの治療法は様々な種類があり、当サイトで紹介している治療法はあくまでも一例になります。口腔の状況によって治療方法も大きく変わるため、治療前に必ず担当医師にご相談をお願いします。
■費用相場と治療期間：インプラントは基本的には自由診療です。費用相場は「精密検査・受診料金」が約15,000～50,000円。「インプラント外科手術費用」が約100,000～385,000円。「人工歯の費用」約100,000～150,000円です。また、インプラントの一般的な治療期間は、骨量が十分にある場合は約3～6ヵ月。骨量が少ない場合は、骨造成を手術前に行う必要があるため、さらに3～9カ月ほど必要になります。
1人ひとりの症状や、クリニックの方針などにより、費用や期間は異なります。詳細は各クリニックに直接お問い合わせください。
■副作用・リスク：インプラント治療のリスクは、金属アレルギーの恐れおよび合併症があります。合併症はインプラント周囲炎、上部構造のトラブル、上顎洞炎（副鼻腔炎）、神経麻痺（下歯槽神経麻痺など）、インプラントの上顎洞内迷入などで、特に感染が問題になっています。不安な点については各クリニックに直接ご相談ください。
■未承認医療機器について：インプラント治療で使用されるインプラント器具の中には、厚生労働省未承認の器具を用いる場合があります。入手経路、国内承認医薬品の有無、安全性に関する情報などは、治療に使用する器具やインプラント、それぞれのクリニックによってによって異なりますので、詳細は医師に直接ご確認をお願いします。
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※治療費は歯1本あたりの金額
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